風邪をひいて喉が痛いけど歌いたい?無理してでも歌いたい場合の6つの対策

どうも!
よっしー(@yosshi_life)です!

あなたは、風邪をひいてしまったけどそれでも歌いたいと思ったことはありますか?
風邪をひいた状態で歌うことは、鼻水が邪魔で鼻声になってしまったり、喉が痛くて声が出しにくい状態であるため歌いづらいと思います。

鼻水が出ていたり、喉が炎症を起こした状態で歌うとますます風邪が悪化する危険性があります。
そのため、風邪がきちんと治るまでは歌わずに安静にしておくことが必要です。

しかしその日に歌の練習したかったり、会社などの付き合いで行ったカラオケだったり、当日にライブがあったりと、どうしても歌わないといけないシチュエーションに出くわしてしまうと、風邪をひいていても歌わざるを得ないかもしれません。
(そもそも全く声が出ない場合は、絶対歌わないでください。)

そこで今回は、風邪をひいた時に声が出しにくい理由と、風邪をひいた時に歌いたい場合のにつ対策いて解説していきます。

Contents

風邪をひいた時に声が出しにくい理由


風邪をひいた時に声が出しにくい理由については、以下のとおりです。
①鼻がつまっている
②喉が炎症を起こしている

これらについて、一つずつ解説していきます。

鼻がつまっている

一つ目は、鼻がつまっていることです。
風邪をひくと、鼻水がズルズルしてどんどん鼻がつまっていきます。

鼻が詰まっていると、鼻で呼吸がしにくくなりますので、口だけで呼吸することになります。
鼻から息が吸えないため、息が吸いにくくなり疲れやすくなります。

口呼吸になってしまうと、喉が渇きやすくなるため、ますます喉を傷める原因にもつながります。

また高い音を出す際は、鼻で音を響かせて声を出す鼻腔共鳴という方法があり、喉の負担を減らしつつ綺麗に響かせられます。
鼻腔共鳴で普段歌っている方は、喉への負担が大きくなり高音も出しづらくなります。

さらに歌っている途中で鼻水が喉に流れてくることもあるため、咳き込んだりする原因になり余計に歌いにくくなります。

鼻が詰まることより、普段通りに歌おうとすると声が出しにくい状態になります。

喉が炎症を起こしている

2つ目は、喉が炎症を起こしていることです。
風邪をひくと喉が炎症を起こし、痛みを発します。

この傷んでいる状態で歌おうとすると、喉が痛くて声が出すのがつらいと思います。
また喉が痛いと歌う時の喉の感覚も変わるため、いつもどおりの調子で歌っても上手く喉が使えなく音程が取りにくくなるため、下手に聞こえることもあります

この状態で無理に声を出そうとすると、さらに喉の痛みが長期化する危険性がありますので注意が必要です。

風邪をひいて歌う際の対策


風邪をひいて歌う際に対策は、以下の通りです。
①喉を常に潤して歌う
②歌う前に鼻をかむ
③歌う直前までマスクをする
④キーが高い曲を歌わない
⑤歌っている途中で咳やくしゃみを極力しないようにする
⑥歌う以外は声を出さない

これらについて、一つずつ解説していきます。

喉を常に潤して歌う

一つ目は、喉を常に潤して歌うことです。
風邪をひいていると、喉の渇きに対してより敏感になる必要があります。

理由としては、喉が渇くと喉の炎症が余計に悪化するからです。
喉の渇きをほおっておくと、最初は軽度の喉の痛みだったのに重症化する危険性があります。

歌う前と歌い終わった後、きちんと水分補給やのど飴を舐めたりをしておきましょう。

乾燥対策に関しては、下記の記事で詳細を書いておりますので、よろしければご参照ください。
またそもそも声が出ないほどの重症であれば、歌うのは絶対にやめてください。

歌う前に鼻をかむ

2つ目は、歌う前に鼻をかむことです。
風邪で鼻づまりの症状がある際は鼻を歌う前にかんで、鼻の通しをよくしてから歌うと多少マシになって歌いやすくなります。

また鼻水が喉に行くことも多少防げるため、歌っている途中の鼻水が流れて咳き込む回数も減少できます。
ひどいときはずっと流れている状態になると思いますが、その時は曲の間奏で都度鼻をかむか我慢してください。

しかし鼻水がひどくて我慢できない状態なら、歌うのをやめましょう。

歌う直前までマスクをする

3つ目は、歌う直前までマスクをするためです。
周りの人たちに風邪をうつさない意味合いもありますが、主な理由は喉の渇きを防ぐためです。

マスクをして口回りを密閉することで、口内の湿度を保つことが出来ます。
極力歌う前までマスクをして、乾燥を防ぐようにしましょう。

キーが高い曲を歌わない

4つ目は、キーが高い曲を歌わないことです。
高い声を出すことは、喉にも負荷がかかり鼻が使えない状態のため余計にしんどい思いをします。

そこで歌う際は、いつもより曲のキーを下げて歌うことをおすすめします。
キーを下げることにより、喉への負荷を軽減出来ます。

いつも通り歌おうとか、見栄をはらずにさっとキーを下げる気持ちが大事です。

咳やくしゃみを極力しないようにする

5つ目は、咳やくしゃみを極力しないようにすることです。
咳やくしゃみって一度するたびに、喉に痛みが走りませんか?

咳やくしゃみはするたびに喉の負担増につながる行為なので、なるべく我慢するようにしましょう。
とはいえ急に衝動がわき起こるものなので、止めることは難しいかもしれません。

あまりに咳やくしゃみがひどいときは、悪化する恐れがあるため歌うことをやめましょう。

歌う以外は声を出さない

6つ目は、歌う以外は声を出さないことです。
風邪をひいて喉が痛い場合は、しゃべるだけでも喉が痛みます。

そのため、必要な時以外は極力声を出さないようにしてください。
そうすることにより、喉へのダメージを抑えられます。

歌う前に必ず病院に行く


今回色々対策を書いてきましたが、一番大事なことは歌う前には必ず病院に行くことです。
そして風邪の症状を診断してもらって、歌える状況にあるかを判断してもらっててください。

薬飲めば大丈夫ということであれば、薬をもらって飲んでから歌うようにしてください。
歌うという話であれば、点滴してもらったり一時的に喉の状態を歌える状態にもっていく薬を処方してもらえます。

僕も大学生のとき、大学の文化祭にバンドで出演したのですが思いっきり風邪をひいてしまったことがありました。
そうしたら、通常の風邪薬とは別に一時的に喉を歌える状態にする薬を処方してもらいました。

ただしそれは喉の状態が良くなる薬ではないので、歌ったら喉は痛くなります。

あとは症状がひどくて病院の先生からドクターストップがかかったら、当日歌うのはあきらめてください。

最後に


風邪をひいて鼻がつまったり喉が痛いまま歌うということは、喉の状態を悪化させ症状を長期化させる危険な行為です。
最悪手術が必要になるケースもあります。

今回記事に記載した方法を試せばある程度は歌えるようになると思います。

しかし本来は風邪をひいている期間は歌わず、安静にしていることが一番です。
歌う時も無理しない範囲で歌うようにしてください。


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