歌うと棒読みに聞こえる?棒読みになることを改善するための4つの方法

どうも!
よっしー(@yosshi_life)です!

あなたは、自分もしくは他人が歌っているのを聴いたとき、感情がこもっていなくて歌が棒読みっぽいなと思うときはありませんか?

棒読みで歌ってしまうと、お経を読んでいるみたいに聴こえてしまい、歌としての面白みがなくなります。
(お経を批判しているつもりはありません。)

歌を聴いている方にとって退屈なものになってしまうことは避けたいものですよね。

今回は、歌が棒読みに聞こえる理由と棒読みになることを改善するための方法を解説していきます。

Contents

歌が棒読みに聞こえる理由


歌が棒読みに聞こえる理由については、以下のように考えています。
①歌詞を覚えていない
②歌の強弱がない
③歌い方が曲の中で一定
④フレーズごとのメリハリがない

これらについて、一つずつ解説していきます。

歌詞を覚えていない

一つ目は、歌詞を覚えていないことです。
歌詞を覚えていないと、歌詞を追って歌うことに精いっぱいになります。

そうなると、歌の表現の仕方まで考える余裕がなくなりますので、必然的に歌が棒読みになってしまいます。

また歌詞を覚えていないということは、歌詞の意味を理解していないことにもつながります。

例えば「悲しい」というフレーズ一つとっても、その前後にどういう場面があって、どのような悲しみを覚えたのか考えて歌わないと、その曲にあった表現が出来ません。

特にカラオケでしか歌わない方は、このような事象がよく見受けられます。

カラオケは歌詞が画面に表示されるため、画面の文字を見ながら歌えてしまいます。
そのためあまり歌詞を覚えようとする気がなくなり、棒読みの歌につながっていると考えています。

歌詞を覚えて歌えばもっと上手く聞こえるのになあって思いながら聞くことも多く、非常にもったいないです。

歌の強弱がない

2つ目は、歌の強弱がないことです。
歌の強弱というのは、歌のフレーズごとの音量バランスを指します。

音量バランスを考えていない方の歌い方として、以下のようなものがあります。

①Aメロから歌の音量をかなりあげてしまい、サビに行きつくとさらに音量を上げようとして息がもたなくなるケースです。
→こうなるとただうるさいだけの歌になってしまい、歌の情緒を感じません。

②Aメロから最後までずっと同じ音量で歌う
→一本調子になるため、棒読みに聞こえる原因になります。

きちんと全体のバランスを考えて歌わないと、歌が棒読みになってしまいます。

歌い方が曲の中で一定

3つ目は、歌い方が曲の中で一定であることです。
歌い方というのは、場面ごとに意識して変える必要があります。

たとえば「やさしいキスをして」という歌詞があったとします。
この歌詞に対して、ロックみたいに力強い感じで歌うとどうなるでしょう。

優しく聴こえないですよね。
もう少し優しい声の出し方をして、優しくキスしてほしい状態を表現する必要があります。

場面に応じた声の出し方を意識せずに歌っていると、棒読みになりますので注意しましょう。

フレーズごとのメリハリがない

4つめは、フレーズごとのメリハリがないことです。
フレーズごとのメリハリというのは、音を伸ばすところと切るところが出来ているかという意味です。

これが出来ていない方が結構多く見られます。

音をどこまで伸ばすか考えずに歌っていて適当に歌っているように聞こえたり、音を切らずに歌っていてだらしなく聴こえてしまいます。

これはフレーズごとの伸ばす感覚を、きちんと覚えていないことが原因です。
曲を覚えるということは、歌詞や音程だけでなく、フレーズごとの伸ばす感覚を覚える必要があります。

ここまで覚えて、初めて歌として成り立ちます。
意識して覚えるようにしましょう。

また伸ばすところに関しては、どこまで伸ばすかを覚えていないことにより、息がもたずに途中で息絶えるケースもあります。
僕も伸ばすフレーズまで行くときに、息が足らずに途中でもうダメだって力尽きて伸ばしきれないことが多々ありました。

最後まで集中して、息を切らさないようにしていきましょう。

歌が棒読みになることを改善するための方法

hudsonraone / Pixabay

歌が棒読みになることを改善させるための方法としては、以下の通りです。
①歌詞を覚える
②場面ごとに歌の音量を変える
③フレーズごとに歌い方を変える
④休符を意識して歌う

これらについて、一つずつ解説していきます。

歌詞を覚える

一つ目は、歌詞を覚えることです。
歌詞を覚えることは、歌うにあたっての最低条件です。

まずは何度も曲を聴き込んで、歌詞を覚えるようにしてください。
カラオケで何度も練習してみることもありです。

歌詞を覚えることにより、次にどういう歌詞が来るかを意識できます。
次の歌詞を意識することにより、歌詞に対してどのような歌い方をすればよいか事前に考えられます。

歌詞へのアプローチ方法を考えると、感情を込めて歌えて、棒読みからの脱却が図れます。

また歌い方に対して身体を準備させることにより、筋肉を無理なく使えるため喉への負担も減ります。

このように歌詞を覚えることは、メリットしかないのでちゃんと覚えましょう。

場面ごとに歌の音量を変える

2つ目は、場面ごとに歌の音量を変えることです。
一番簡単な方法としては、サビの音量を上げてそれ以外の場面の音量を下げることです。

サビは歌の中での一番の聞かせどころです。

サビの音量を上げることにより、サビの歌詞が強調されるため、歌に抑揚がつくようになります。
抑揚がつくことで、棒読みの歌ではなくなります。

それ以外の部分に関しては、歌をしっかり聞いて音量バランスを整えてみることです。
例えばサビ直前に向けて音量を少しずつ上げることもありです。

こうすることにより、サビがより強調されます。

しかし歌によって、音量バランスを適切に決める必要があるので、曲をしっかり聴き込んで音量バランスを考えてみましょう。

フレーズごとに歌い方を変える

3つ目は、フレーズごとに歌い方を変えることです。
音量だけでなく、歌い方を変えることによってより歌が感情的に聞こえます。

具体的には、歌に対して声と息のバランスを変えることです。
通常歌っているときは、声が大きく息は声にあまり含めないと思います。

試しに息をハーっと多めに吐きながら歌ってみてください。
声が柔らかく聞こえるため、優しく歌う必要がある場面では効果が発揮します。

逆に力強く歌う場面では、息を全部声に変えて歌ってみましょう。

このように場面ごとに、声の使い方を変えるだけで、一気に棒読み感がなくなり感情のこもった歌になります。

休符を意識して歌う

4つ目は、休符を意識して歌うことです。
休符は、曲内のどこでどのくらい止まるかを表す記号を指します。

もし楽譜が読めるのであれば、その曲の楽譜を見ながら歌ってみることをおすすめします。
楽譜に書いてある休符記号を意識することで、正確にどれくらい音を伸ばすかもしくはどこで止まるかを確認することが可能です。

ちなみに楽譜を読めなくても、曲を聴き込んで感覚で覚えても問題ないです。
頭の中で、「1,2,3,4…」とカウントしながら、音を伸ばす時間の感覚をきちんと覚えてください。

どこまで音を伸ばすかを覚えることで、歌にメリハリがつき、棒読みを解消できます。

また音の伸ばす時間を覚えることで、どこで息を吸ってどこまで吐けばいいかも覚えられるので、息のバランスも調整できます。
息のバランスが調整出来ると、途中で息切れすることも防ぐごとが出来ます。

音を正確に伸ばしたり止めたり出来ると、それだけでものすごくかっこよく聴こえますので、覚えるまで曲を聴き込むことをおすすめします。

最後に


歌う時に何も考えずに歌ってしまうと、どうしても棒読みに聴こえてしまいます。
しかし、歌詞をきちんと覚えて、音量、歌い方、休符の意識付けをすることにより、曲に命が吹き込まれ、そこに感情が生まれます。

このように感情を歌の中で見せることにより、棒読みに聴こえなくなります。

棒読み解消の第一歩は、まず歌をきちんと聴き込みをして、考えながら歌うようにしてみましょう。


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