どうも!
よっしーです。
初心者の方でアコギが少し弾けるようになり、今後は歌も入れていざ弾き語りに挑戦しよう!として上手くできないことってありませんか?
歌とギターをそれぞれ単独で演奏するとできるのに、弾き語りで歌とギターを一緒に演奏するとなった途端に歌やギターが下手になるケースはよく見かけます。
今回はそんなお悩みをお持ちのあなたに、3つの原因と解決できるコツについて、それぞれ解説していきます。
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弾き語りはほぼシングルタスク
まずは弾き語りの前提をお話ししますが、弾き語る際に歌とギターで気にする割合は、9:1と言われております。
弾き語りは歌とギターの複数の作業(マルチタスク)を同時に行っていますが、人間はマルチタスクに対して同じ割合で意識を割くことは出来ません。
一見マルチタスクに見えますが、場面に応じて歌とギターの意識を切り替えるほぼ単独作業(シングルタスク)です。
これを踏まえて弾き語りができない原因を見ていきましょう。
弾き語りが上手くできない3つの原因
弾き語りが上手くできない原因としては、主に以下の3つが考えられます。
①歌詞を覚えていないもしくは忘れる
③ギターを見ながら歌っている
③リズムキープができていない
それぞれの原因について、詳しく解説していきます。
歌詞を覚えていない
1つ目は歌詞を覚えていないもしくは弾き語り途中で忘れて、歌を思い出しながら弾いているパターンです。
歌詞に意識を置いてしまうと、歌うことに集中できなくなり、結果ギターもおろそかになり曲が成立しなくなります。
また歌詞を覚えていないと、歌に込められた思いが聴いてくれる方に伝わりません。
ギターを見ながら歌っている
弾き語りをする初心者でよくいるのが、コードを押さえる指が気になったりして、ギターを見るためにずっと下を向いているパターンです。(間奏は別です。)
僕もそうですが、弾き語りをする際は発声の仕方やこの場面ではこう歌うと、意識と集中をしないと思うとおりに歌えません。
ただでさえ歌うことに集中力を割かないといけないのに、ギターを意識する割合が多くなると、歌がお経みたいに平坦になります。
またギターを意識するあまり下を向きながら歌うことは、正しい発声ができなくなり喉を痛める原因にもなりますし、ライブだと見に来てくれているお客さんを見ずに歌うのはあまりにも失礼です。
リズムキープが出来ていない
曲を一定のリズムでキープすることは基本的なことですが、非常に大事です。
よく見かけるのが、曲の中で急にテンポが走り出す(リズムが速くなる)ことです。
1曲の中で譜割通りのリズムを保てなくなったり、緊張から焦ってリズムが速くなってしまり、歌に感情を込めすぎてリズムがずれてくる等が原因です。
リズムキープが出来ない曲を聴くのは、下手な歌やギターを聴かされるよりもはるかに苦痛です。
まずはきちんとリズムキープできるようになりましょう。
原因を解決する3つのコツ
弾き語りができない原因を解決できるコツとしては、主に以下の3つが考えられます。
①歌詞を覚える
③ギターを無意識に弾けるようにする
③メトロノームを使って練習する
それぞれのコツについて、詳しく解説していきます。
歌詞を覚える
弾き語りをするにあたって当たり前の話ですが、まず歌詞を覚えることです。
何度も何度も聴きこんで、曲が鳴ってなくてもアカペラで歌えるレベルにしましょう。
僕が実践しているやり方をお教えすると、以下のようにして歌詞を覚えています。
①リピートして同じ曲を何度も聴く
②曲の進行を覚えたら、曲をAメロ、Bメロ等フレーズごとに分けて音楽と合わせて歌詞を見ながら一緒に歌う
③歌詞なしで曲と合わせて歌う
④覚えたと思ったら、フレーズ単位で曲なしでアカペラで歌う
⑤①~④を繰り返して全部覚える
いきなり歌詞を全部覚えることは難しいので、まずはフレーズ単位で覚えていくようにしましょう。
ギターを無意識に弾けるようにする
弾き語りで歌っている最中に歌に集中するためにも、ギターは無意識に弾けるようにしましょう。
無意識に弾くということは、ギターを弾く際に押さえるコードを見ないで弾くということです。
最初は慣れないので、かなり難しいことです。
難しいコードを押さえるときや次のコードを押さえる場所があまりに離れている等は多少仕方ないと思いますが、コードの場所を感覚で覚えて、なるべくギターを見るために下を向かないようにしてください。
これが出来れば初心者から脱却する一歩になりますので、頑張って出来るようになりましょう。
メトロノームを使って練習する
曲を練習する際には、必ずメトロノームを使いましょう。
メトロノームは任意で設定した速さに合わせて、一定のリズムを刻み続ける道具です。
最近ではスマホアプリでもあるので、メトロノームを持っていなかったらダウンロードしてみてください。
原曲どおりの曲の速さでリズムを刻ませ、その速さや拍をしっかり体に覚えさせてください。
練習中に普段からメトロノームで練習していると、体が覚えているので緊張したり感情を込めて歌ってもリズムがぶれにくくなります。
体が覚えるまで、メトロノームでリズムを刻み続けてください。
最後に
弾き語りをするには、歌とギターをそれぞれを完璧に覚えて、適切なリズムを刻めることが大事です。
まずは地道に一つずつ練習して覚えていきましょう。