どうも!
よっしー(@yosshi_life)です!
あなたは歌やギターの演奏後に自身の演奏を振り返ってみると、ここがダメだったって反省する場面の方が多いと感じることはありませんか?
ダメだったところを反省することは悪くありません。
それはそれで、今後の演奏で改善してくべき点ではあります。
しかし自分の出来ないところの粗探しばかりして楽しいでしょうか?
音を楽しむはずの音楽が、音に苦しめられることになってしまい、音楽活動そのものが面白くなくなってしまいます。
僕も「今日も自分の演奏が全然ダメだったな」って思うことの方が多かったりします。
しかしダメだったことばかり考えていても、自分を追い詰めるだけなので辞めるよう心掛けています。
今回は、欠点ばかりに目が行く理由と辞める方法について解説してきます。
Contents
欠点ばかりに目が行く理由
欠点ばかりに目が行く理由については、以下が考えられます。
①出来ないことほど覚えている
②良いところを忘れてしまう
③良いところがそもそも見つけられない
これらについて、一つずつ解説していきます。
出来ないことほど忘れられない
一つは、出来ないことほど覚えていることです。
人間は自分が出来なかった記憶ほど、よく覚えているものです。
自分が失敗したことって、意識しなくても覚えてたりしませんか?
歌詞を間違えて変な風に歌ってしまったり、ギターソロで音が鳴らず貧弱な音が鳴ってしまって恥ずかしい思いをしたとか、そういう記憶は早々忘れないと思います。
僕も練習だときちんと出来ていたのに、ライブで演奏してた時全く自分が思った通りの演奏が出来ていなくひどく落ち込んだことがありました。
数年前の話ですが、どの曲のどのフレーズが出来なかったか今でも覚えています。
当時はあまりにひどい出来だったので、その曲を当分弾くのが嫌になりました。
失敗をするたびに、今日もダメだったなって自分を責め続けるようになってしまいます。
良いところを忘れてしまう
2つ目は、良いところを忘れてしまうことです。
この原因は、失敗の記憶が頭にたくさん残っていることにより、良いところを考える余裕がなくなるからです。
音楽を演奏することに置いて、普通に演奏したのであれば、100%の失敗はまずありえません。
99%悪くても、1%の良いところが必ずあります。
しかし、この99%が鮮明に残りすぎることより、良いところに対して目が全く行かなくなります。
せっかくの良いところを伸ばすチャンスを自ら潰してしまうことになり非常に勿体ないです。
良いところがそもそも見つけられない
3つ目は、良いところがそもそも見つけられないことです。
ネガティブ思考が強い方は、この傾向があります。
演奏をしてみて、自分のよかったところは?と聞かれて、悪いところってたくさん答えられると思います。
でも良いところは?って聞かれていくら考えても答えられないということがある方はけっこういました。
僕もネガティブ思考が強いので、失敗続きの悪循環が続くと何も良いところないじゃないか!とイライラしてくることもありました。
失敗の思いが強くなり過ぎると自分が見えなくなるので、注意しましょう。
欠点ばかりに目が行くことを辞める方法
欠点ばかりに目が行くことを辞める方法については、以下のとおりです。
①出来ない自分を許す
②自分の長所を見つける
③他人に自分の長所を見つけてもらう
これらについて、一つずつ解説していきます。
出来ない自分を許す
一つ目は、出来ない自分を許すことです。
出来ないことというのは、今の自分がいくらやっても出来ないときはあります。
これは、いつでも自分の演奏を完璧にこなしていないといけないという思いが頭の中にあるのだと思います。
要するに理想と現実のギャップが大きいことですね。
僕も演奏後に、何でここ出来なかったんだろうとか昨日は出来たのに何で今日は出来ないんだとか思うときはあります。
そんな時は出来ない自分を許してあげてください。
原因を考えることも大事ですが、そこばかりに目を向けては音楽活動そのものが嫌いになります。
理想が高すぎることも原因だったりします。
音源通りの演奏が出来なかったとしても、音源はプロが弾いているのですから、同じように出来ないのは当然です。
今の現実をきちんと受け入れたうえで、現実的な理想を考えるべきです。
また、数日全く演奏しないのもありです。
メンタルの調子が落ちていると、出来ない時もあるからです。
数日後に出来なかった部分をやってみると、何故か出来たりすることもあります。
僕も出来なかった部分が、数日後にやってみると簡単に出来ちゃったこともありました。
その際は、出来たときのコンディション(演奏前にご飯は食べたとか、基礎練習は何やったかとか)は覚えておくと、次同じスランプに陥っても対応出来ます。
メンタルの調子は、演奏に与える影響は結構大きい要素です。
まずは出来ない自分を引きずらずに、自分を許して次に進みましょう。
自分の長所を見つける
2つ目は、自分の長所を見つけることです。
自分の演奏の長所って、欠点に目が行きがちで気づかないことが多かったりします。
理由としては、欠点は悪い印象なので記憶に残りやすいからです。
嫌なことって忘れようにもそう簡単に忘れられないと思います。
これは僕の音楽の師匠に言われたことですが、けっこうグサっときました。
僕も自分に自信がないことが多く、悪いところばかりに目が行く傾向にあったので、師匠に注意されることが多々ありました。
なので、自分の演奏の長所を必ず見つけてメモしておくようにしましょう。
どんなにひどいと思った演奏でも必ず一つ以上は、良いところがあるはずです。
また長所を見つけることは、自分の自信にも繋がります。
見つけた長所を伸ばしていくことも大事です。
長所についても、出来たときの自分のコンディションを必ず覚えておいてください。
長所の引き出し方って意外に覚えていないものなので、いつでも自分の長所を引き出すためには非常に大事なことです。
長所を見つけて、そこを伸ばしていくようにしましょう。
他人に自分の長所を見つけてもらう
3つ目は、他人に自分の長所を見つけてもらうことです。
自分のことを客観的に評価することは難しいので、他人に見てもらうと手っ取り早くわかることもあります。
自分では見えていない長所を、他人が見た場合に長所を発見されることがあります。
また自分では欠点だと思っている部分も、実は他人から見たら長所だと思う部分もあります。
自分で聞いていても気持ち悪い歌い方だなって思っても、他人が聞くとめちゃかっこいいなんてこともあります。
僕も自分の歌い方とか声が嫌いだなって思ったことがありましたが、「良い声だね」って褒められたことがあり、それからは自分の声も長所になるんだなと肯定的に捉えられるようになりました。
自分の長所がないなって悩んている方は、まずは親しい友人とか話を聞きやすい第三者に見てもらい長所を見つけてもらうことが効果的だと思いますので、是非やってみてください。
最後に
失敗したところは目がいきがちなポイントですが、そこばかりに目を向けて自分を責めると余計に悪循環になります。
それよりも自分の長所がどこかきちんと目を向けて、そこを伸ばしていく努力をすべきです。
欠点ばかりに目がいくことをやめ、自分の長所を伸ばすようにして楽しい音楽活動を送れるようにしましょう。